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オーストリアのサウナ初体験、”裸の真理”2つ



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いわゆるイースター休暇が始まる前の週末、
オーストリアは有名な観光地 Salzkammergutにある、
ある保養ホテルに行って来ました。
温泉になっていますが、
日本人の感覚からすると全然熱くはありません。生温い!

 室内プールもあれば室外プールもある。
これから真夏がまたやってくると戸外プールは大繁盛することでしょう。

因みに、戸外プールのことをドイツ語では Freibad と称しています。
初めて耳にした時には”無料のお風呂”がオーストリアにはあるのか!? 
と思ってしまったことが思い出されます、思い違いでしたが。

 普通、どこの戸外プールであろうと周辺に広がった芝生の上では
水浴客たちの家族たちや友達同士が思い思いに時を過ごしています。
休養と日光浴と談笑といったところでしょうか。

勿論、男性は上半身、裸。女性は? 
多くの女性はビキニですが、芝生では上半身、裸という人も観察されます。

いわゆるFKKにいけば、
男性も女性も生まれた姿そのまま、右往左往していますね。
まるで見てきたかのように書いていますが、
わたしはまだ一度も行ったことも体験したこともありません。
が、Wellness Hotel に行けばそれに等しいことを体験できるというか、
目にすることが出来てしまうようです。



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Wellness Hotel と言えばサウナは付きものでしょう。
こちらがメインと言っても良いかも。

サウナにもいろいろなタイプがあります。
有名なフィンランド風サウナもありました。
勿論、体験しました。
こちらはとっても熱いです。
摂氏100度。直ぐに汗を掻きます。

女性専用のサウナと銘打ったちょっと匿ったサウナももありましたが、
つまり男性禁制のサウナもありましたが、普通はいわゆる”混浴”サウナになっている。
男性女性と区別しません。裸になってしまば、男も女も関係ないといったふうでした。

こうした保養を兼ねた滞在者たち、
特にサウナが目当ての人たちとは大体年配の人たちばっかり。
わたしはまずは一つ、この”真理”を発見しました。

もちろん、サウナ場へと行く人たち、特に女性たちは白い、または黄色い、
大きめなタオルやらマントを着て、肝心の場所を隠すようにして歩き回っています。

が、サウナの中に入ったら、もちろん、真っ裸。
男女とも同じ空間の中で一緒に汗を掻く。
それが気持ち良い。健康に良い。
汗を掻いている裸体をお互いにさらけ出しているとでも言えるでしょうか、
でもそれが何か!? といった風で別に何の不思議もない。



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オースリア人やドイツ人の中に一人、
東洋人らしい人が一人(誰のこと? 笑)が混じっていて、
ちょっと変に驚いている風でもいるようなないような。

お互いに肌と肌が触れ合うほどの近くに腰掛け合って時間が経つに従って汗をたくさん掻く。
自分のパートナーでない限り肌が触れ合うことはないようです。
肌と肌が触れ合うことのためにサウナに入るのではなく、汗を掻くために入るのですから。
またタオルを身に付けている人は皆無でした。もちろん尻に敷いているのは全員。
というのも尻を降ろした板スノコは直に肌(尻)にすると火傷しそう。

窓の外を見ると雪で覆われた岩山、山頂がいくつも連なって、冷たそうに眺められる。
一方、このサウナ小屋の中でタップリと暑い汗を掻いた後は、
戸外へと出て行っては、シャワーを浴びる人もいれば、
冷水プールへとドブン、
全身裸のまま芝生の上をウロウロしている人、
思い思いに体を冷やす人たちが目撃される。
休養を取るために自分のデッキーチェアへと戻る人もいる。

男女お互いに殆ど知らない人たち同士(と思うのですが、
常連さんもいらっしゃるようで、気軽に挨拶し合っているシーンも見られました)ですが、
同じ目的でここにやって来ては、保養にこころがけている。
太陽が照っていれば、全身日光浴に余念がない人たち、もちろんあけっぴろげ。


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人は年を取ると羞恥心も汗とともに流してしまうらしい、
という別の、二つめの”真理”も発見しました。

特に年配の男性やら女性は全然気にしていないようです。
見られているという意識はあるのでしょうけれでも全然意に介していないようでした。

でも素晴らしい肉体美やらスタイルを観察できる場ではないようです(笑)。
その日は運がなかったのかも。

気を付けていないと人は年を取るにしたがって腹は出っ張ってくるし、
いわゆるビール腹になってしまうようで
(尤もそれがドイツ人やらオーストリア人のイメージにもなっているそうな)、
またおっぱいもお腹もお尻も垂れ下がっているそんなおばさんを眺めていても、
見たくもないと思っても目の前を堂々と無頓着な風に通って行くので
見せられてしまいますが、全然面白くもない(失礼!)。
むしろ見ているこちらの方が恥ずかしくなってしまいそう。

刺青をした女性も目撃できたけれども、
眺められているとでも視線を感じたのか、
直ぐに隠してしまったようでもあった。

サウナ場は生の人間を観察する場所として結構面白いと感想を持ちました。
もちろん、わたしだって観察される対象になっていたに違いない。
裸になることで人間は開放感、または解放感?を味わえるようです。

保養ホテルでの二日間は日常茶飯事を忘れさせてくれるものでした。
朝から晩までサウナに入ったり出たりを繰り返し、
朝晩のビュフェ−風食事もインタナショナルで食べ放題であるし、
美味しい。インターナショナルでも寿司はなかった、残念ながら。

西洋の人たちが休暇過ごしに価値を置くことの意味が体感出来た週末でもありました。
人間、偶には休暇が必要なのだと感じた次第。



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posted by austrian at 04:50 | オーストリアでの日々
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