オーストリア国元大統領のヴァルトハイム、亡くなる

ウィーン発――
オーストリア国の元大統領、クルト・ヴァルトハイムは本日(2007年6月14日)の昼、ウィーンで、心臓血液循環機能停止に陥った。家族の見守る中、死亡した。

ヴァルトハイムは5月末日、「熱を帯びた風邪」でウィーンの総合病院、集中治療室に運び込まれた。が、もう一度退院することが出来た。本日、正午45分、家族たちが見守る中、自宅で死亡したと、義理の息子、欧州連合の代議員であるオトマール・カラスが問い合わせに応じて発表した。88才のヴァルトハイムは家族からの情報によると、心臓機能停止が原因で死亡した。

ヴァルトハイムは1972年から1981年まで国連の事務総長、  1986年から1992年までオーストリア国の大統領だった。
(Alt-Bundespräsident Waldheim gestorben vom 14.06.2007 http://www.nachrichten.at/politik/innenpolitik/560212